Patienrs'Rights Ombudsman Tokyo

                         





 2013年3月9日 総会記念講演会 



1 『患者の権利オンブズマン東京10年のあゆみ−医療に心と人権を−』 
  幹事長 谷直樹
人権とは人を人として尊重することです.
世界人権宣言第1条は「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」としています.
医療は、人の生命身体にかかわるものであり、人の生き方に影響しますから、医療では人権が保障されねなりません. 医師と患者・家族の双方に心の余裕がないと、関係がギスギスしたものになり、お互いにその言葉の背景を察することができず、お互いを尊重することができません。そのため、むなしい争いが生じることもあります。
こじれた関係を修復できるのは、その当事者以外にありません. 医師と患者・家族の双方がお互いを尊重し、対話を回復するために、患者の権利オンブズマン東京は、今後も活動を続けていきたいと思います.



2 『患者のエンパワメントと患者支援−患者相談のあり方−』
  ペイシェント・アドボケイト/医療コミュニケーション研究者
岡本左和子 先生の特別講演

 
患者がどのような感情・思考を経て苦情に至るのか,その時々で必要な支援は何か。このような点を理解しないままでは,良かれと思った支援でも,ある局面では不適当ということがあります。
 適切な患者相談にあたって重要かつ理解してほしいことを,演者の経験と研究に基づいて,ご講演いただきました。また,相談員が元気になるお話も満載でした。

 岡本左和子先生は,1957年兵庫県生まれ。
 同志社女子大学学芸学部英文学科卒業。
 1995年より約5年間米国ジョンズ・ホプキンス病院国際部にてペイシェント・アドボケイトとして勤務。
 2006年米国メリーランド州立タウソン大学コミュニケーション学修士取得。
毎日新聞に「診察室のワルツ」を連載しています.


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