医療法改正

 医療法の近年の主要な改正は、いわゆる第1次改正から第5次改正まであります。

◇第1次改正(昭和60年)
 病院病床数が増え、医療費が増大するのを抑制するために、全国を2次医療圏(都道府県内を数地域から十数地域に分け、一般的な病気はその地域内で診療が完結するように考えられた圏域)と3次医療圏(原則として都道府県単位)に分けてそれぞれ病床数の上限を規制しました。

◇第2次改正(平成4年)
 医療機関の機能分化を進めるため、特定機能病院(高度の医療に対応する大学病院など)と療養型病床群(主として長期にわたり療養を必要とする患者を収容する病床)を制度化しました。

◇第3次改正(平成10年)
 総合病院制度を廃止して地域医療支援病院(診療所や中小病院からの紹介患者を一定比率以上受け入れ、これらの医療機関と連携・支援する病院)を新設しました。

◇第4次改正(平成12年)
 一般病床から療養病床を独立させ、一般病床を結核・精神・感染症・療養病床以外の病床と規定しました。

◇第5次改正(平成18年)
 医療法全般に亘って大幅に手が加えられ、患者の選択に資する医療機関情報提供の推進、広告規制緩和、医療安全対策の強化、患者相談窓口設置の努力義務、医療計画の見直し、医療機能の分化・連携、行政処分を受けた医師等への再教育、医療法人制度の改革などが定められました。